掲載日: 2025.4.26 Sat


効果的な仮眠は?
前回は睡眠段階と睡眠周期について解説していきました。
今回のテーマは『仮眠』です。以下の項目に沿ってお話ししていきます。
・仮眠による悪影響
・短時間睡眠の効果
・効果的な仮眠の長さ
について解説していきます。

仮眠時間が1時間以上にわたる場合や徐波睡眠(段階3~4)で起こされると強い睡眠慣性が残ります。睡眠慣性とは簡単に言うと脳がまだ起きていない状態ですので、頭がぼーっとしている状態です。徐波睡眠中は睡眠の深さが深くなっているため、起床直後の覚醒後は上がってきません。そのため、長すぎる仮眠は昼間の活動において悪影響になりやすいです。
また、30分以上習慣的に昼寝をする人はしない人と比べて病気になるリスクが下がります。一方で1時間以上仮眠を習慣的にとる人は病気になるリスクが高まります。
その点からも長時間の仮眠は身体へ悪影響となってしまいます。
逆に短時間の睡眠による効果を説明していきます。
30分以下の短時間仮眠は徐波睡眠が出現する前に覚醒するため、睡眠慣性の影響が少なく、夜間睡眠の妨げにもなりません。効果として認知作業の成績向上や運動技能の向上が報告されています。ただし、短時間睡眠でも起床直後は睡眠慣性によって眠気は少し残ります。
では、効果的な仮眠の長さはどのくらいなのでしょうか。
若年者の場合、睡眠段階1が4~6分出現した後に睡眠段階2が現れます。睡眠段階1のみの睡眠では効果がないため、5分間の仮眠では効果が薄いです。
10~15分仮眠をとることで睡眠段階2が5~10分現れてくるため、短時間でも睡眠の効果が得られます。
寝付くまでの時間を5分とすると15~20分の仮眠が効果的です。20分以上の仮眠時間になると徐波睡眠が出現する場合もあるため、15~20分を目安にすることで効果的な仮眠をとることができます。
夜勤時の仮眠は夜勤前半に2時間以上、後半に1時間程度の仮眠をとると、夜勤全体の覚醒状態を維持することができます。
最低体温付近となる午前3~5時の睡眠が良質な睡眠をとることができます。
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